急遽、18日は1日天気がよさそうだったので、娘に家で留守番してもらい家内と北秋川のシンナソーに出かけることになりました。
10/18 6:30自宅を出発。9時過ぎには現地に到着し、下山口の駐車場に車を停める。駐車場の脇は土砂崩れでもあったのか法面が崩落していて復旧工事をしていた。車道を歩いて入渓点に向かうが、以前あった消防施設がきれいさっぱりなくなっていたので全くそれに気がつかず、車道が北秋川を渡るのを見てようやく行き過ぎだと気付いて少し戻って急な斜面を下りて入渓する。
出合から小滝が続く。足慣らしにちょうどいい感じで快適にどんどん登って行くと前半の核心である2段7m滝となる。水流左を登るが、滝の中程が少しバランスが必要で一応ロープを使用する。その先で一旦滝場は終わリゴーロを暫く歩く。
2条2mを越えると再び小滝が連続するようになる。どれも簡単に越せるものばかりだが、下部に比べて若干岩が滑りやすっくなっている気がする。右から支流が入り、4m滝は念のため補助ロープを出す。両岸狭まったところを過ぎた次の滝で先行していた3名パーティーを抜き、きれいな3mナメ滝を越すと最後の核心である12m滝となる。
この滝はトイ状の水流沿いに登って行くが、最後はやや飛沫を浴びて岩を乗越える感じになる。やはりこの時期になると出来るだけ濡れないように登りたくなるものだ。ここも念のためロープを使用した。続く2段5m、きれいな2段4mナメ滝と快適に登る。
その先もまだしばらくはナメ小滝が続くがやがて二俣となり左に入ってさらに登って行くと水が消え、最後は左の樹林の斜面を登り登山道に出る。
あとは登山道を下るのみ。急な登山道をどんどん下る。途中、樹林が開けて展望が広がり、御前山などの紅葉の稜線が一望できるところがあり素晴らしい展望に足を止める。さらに下ると駐車場脇の崩落の上に出る。道が一部なくなっているが通過には問題はない。
下山後、五日市街道沿いで昼食をとって帰途に着くが、渋滞もなくすこぶる順調で14時過ぎには自宅に帰って来てしてしまった。
シンナソーは今回でもう3回目でしたが、朝自宅を出て昼過ぎには帰って来られる、短時間で楽しめるいい沢だとあらためて感じます。五日市近辺の沢は手軽に半日で楽しめる沢がたくさんあり、東京近郊に住んでいる我々にとっては貴重なエリアだと思います。
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