上信国境 根子岳 山スキー

2009年1月25日  メンバー:森田CL,斎藤SL,畔上,石島,澤田石

 

 今回はまだ一度も登った事が無い根子岳に今更ながら行って見ようとの計画。当初24日に予定しましたが天候の関係で25日に順延しての山行です。

1/24 いつものように澤田石さんの御自宅により、東名〜首都高3号線で池尻まで行き集合場所の高円寺駅へ。練馬ICから関越道に乗る。途中、いつもの場所で石島さんを拾い上信越道で菅平へ向かう。峰の原スキー場の上の駐車場を探したのだが見あたらず、下の駐車場に停めて昨年同様、更衣室を仮眠に使わせていただいたが、やはり昨年同様人は全く来ず、おかげさまで大変快適に過ごすことが出来た。

1/25 翌朝は予想通り素晴らしい快晴であった。各自準備をして車で菅平グリーンゴルフ場へ移動する。
 8:45にシールをつけて歩き出す。最初はゴルフ場の中をコースを横切るようにして歩いていく。程なくゴルフ場を出て広い尾根を登るようになるが、やはり積雪量が少ないせいか少々灌木が濃く、雪面からは笹が所々顔を覗かせている。
 しばらく灌木の中を登ると大きな鉄塔が現れ樹林は開ける。ちょうど鉄塔を回り込んだところで菅平スキー場からのルートと合流するが、こちらは何と雪上車で圧雪された広いトレースが根子岳へ向かって延びている。合流した辺りで休憩していると上から圧雪車が下りてきた。今日のような晴天時には甚だ目障りなこのトレースだが、ひとたび視界がなくなったらさぞ有り難いものに変わるだろう。前後して何組かのパーティーが登る中、我々もその列に加わり根子岳山頂を目指す。尾根が南に方向を変え、雪を被った針葉樹の奇麗な樹林の中を登るようになると山頂はすぐそこである。
 10:50頃根子岳の山頂に到着。360°全く素晴らしい展望である。隣に四阿山、浅間山、草津・志賀の山々、頸城、美ヶ原、遠く北アルプスの山々も見えるが、槍穂高などは若干雲で隠されているのが残念だ。少し風があるので樹林のあるところまで戻り休憩とする。
 いよいよ滑降だが、雪質は生憎ふかふかの新雪とは行かなかったが、充分に滑りやすい状態で時折薄くたまっている新雪の中はとても快適である。尾根が西に向きを変えてからは登りのトレースを離れて右寄りにルートをとり、鉄塔を右から回り込むように滑る。笹がうるさいが雪質もまずまずで楽しめる。あとは樹林の中を右に左に適当に滑るとすぐにゴルフ場である。直滑降であっという間に駐車地点まで戻る(大転倒している方もいたが・・・)。全行程わずか3時間ちょっとの山行であった。
 下山後はすぐに高速には乗らず、北アルプスの展望を見ながら18号沿いの県道を走り、18号に出てから途中でそばを食べ、そのまま旧道を碓氷峠へ。軌道跡などを見物してから「峠の湯」で入浴し、松井田妙義ICから上信越道に乗って帰途についた。


 今までへリスキーで敬遠していた根子岳でしたが、ようやく登る機会に恵まれました。なるほど、初心者の定番であるのが頷けるなだらかな斜面が続く山スキー向きの山でした。山頂からの展望も素晴らしく、短時間でしたがなかなか楽しめました。雪質が良ければもっと楽しめたことと思いますが、あまり深い雪だと傾斜が緩いので滑らないか??。


コースタイム
1/25 菅平グリーンゴルフ場(8:45)〜根子岳(10:50)〜菅平グリーンゴルフ場(11:55)


地形図
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