今年も横向温泉・中の湯ベースで初滑りと忘年山行をおこないました。
12/19 今回は前夜に急遽私の車を出す事に変更になったので、いつものように澤田石さん、佐治さん宅に寄り、JR新宿駅で斎藤さんを乗せて蓮田SAで新井車と合流する。
郡山JCTから磐越道に入り猪苗代ICで下り国道沿いのヨークベニマルで買い出しをする。今日は天候もあまりぱっとしないようなので、隣接する喜多方ラーメン屋さんで昼食を済ませ直接中の湯へ向かう。
中の湯の周辺にも充分に積雪があったので、荷物を部屋に入れさせてもらいそのままビーコンとそり搬出の練習をする。そりはオルトボックスのスコップとスキー板一組を組み合わせたものを作ったが、非常に細い?TLT用の佐治さんの板であったにもかかわらず、膝下程の深さの新雪上で楽々と人一人を搬出する事が出来た。
一通り訓練をしたあとは早々に宴会モードに。きりたんぽ鍋を作り、ノートパソコンでのスライドショーなどを見たり、温泉に浸かったりと楽しい夜は更けて行った。
12/20 朝から温泉に入ったりしながらゆっくりと準備をして宿を後にする。
今日はグランデコスキー場から西大巓を往復する予定だが、グランデコスキー場はゴンドラの上のリフトはまだ営業していないのでリフト1本分はゲレンデの中を30分程歩く事になるが、まあいい足慣らしになった。いよいよゲレンデトップからは通常の山スキーの登りとなるのだが、積雪は少なく笹がまだ埋まりきっていない。
案の定、登りだすと笹の下の雪はまだ固まっておらずシールの効きも悪いので、後戻りしてテールが深々と刺さってしまい、もがいている人々が続出する。こういうときは無理矢理スキーを最大傾斜から直角に置くようにして登って行かなければならないが、そこでビンディングのリターンスプリングの有効性が発揮される筈・・・。まあテールが戻って来なければストックで引き寄せるので問題はないのだが・・・。
こんな状態が続くので早々に新井さんのリーダー判断(と言うかメンバーの総意で?)で撤退を決定。新井さん以外はシールをつけたまま登りのトレースを外さずにゲレンデに戻る。ゲレンデに出る所の段差は、シールのままヒールフリーで下りてきているので転倒者が続出!。いい撮影スポットとなったようだ。まあ初滑りなので雪と戯れることはいい事である。ここで全員シールを剥がしてゲレンデを流しておしまいとなる。
下山後、川上温泉で入浴後、昨日の喜多方ラーメン屋さんで再び食事をとって帰途につく。
今年は異常に雪が少ないと思いましたが、ちょうど寒波が来て何とか山スキーらしい事を少しやる事が出来ました。まあ今回に限っては温泉・宴会が主体なので少しくらい雪が少なくても全く問題ないのですが・・・。しかしこのままでは困るのでどんどん雪が降ってもらいたいものだと思います。今後の降雪に期待しながらも、今年もとても楽しい忘年山行が出来てよかったと思います。
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