上信国境 水ノ塔山 山スキー

2009年12月26日  メンバー:新井L,石島,斎藤,佐治,寺西(考),寺西(陽),徳山,保泉,森田,山崎

 

 今年最後の山スキーということで、新井さんの土日の日帰り2本の計画に土曜日だけ参加して上信国境の水ノ塔山に登ってきました。

12/26 先週同様、佐治さん宅経由でJR高円寺駅で斎藤さんを乗せて練馬ICから関越道に乗る。1000円の特別割引が無い所為か渋滞はなく順調に上里SAへ到着、新井車、石島車と合流する。上信越道に入りその後も順調で、小諸ICで高速を下りてアサマ2000へ向かう。無事に金沢からの山崎さんとも合流、リフトを1本乗ってゲレンデトップからシールをつけて歩き出す。
 すぐに一旦鞍部に下り、再び稜線沿いに登り出す。夏道沿いにトレースが続いている中をどんどん登って行く。今日は天気が素晴らしく、景色を楽しみながらのんびりと歩を進める。心配していた積雪は思った程少なくはなく、シールで歩くには充分だが、ところどころ露岩が顔を出していて滑降時は気をつけないとスキーが痛んでしまいそうだ。
 眼下の高峰林道にはたくさんのトレースがあり、篭ノ登山、池の平、振り返れば黒斑山などの展望が素晴らしい。今日初めて山スキーをやるという保泉さんも特に問題なくシールで登って行く。途中、少し右寄りの樹林の中を偵察しながら歩くが、快適に滑降できる斜面はあまりなさそうである。ただ樹林の中は雪質も良さそうなのでそれなりに楽しめそうだ。
 山頂直下はスキーには不向きなので板をデポしてつぼ足で登る。この時点で当初は条件が良ければ東篭ノ登山まで行き高峰林道への急斜面を滑って来ようかとも考えていたが、水ノ塔山往復にする事が確定した。わずかな登りで水ノ塔山山頂に到着。
 山頂はまだ雪が不安定で、北側は木に捕まっていないと足が嵌って抜け出せないような状態だったが、四阿山、根子岳、万座・志賀方面の山々などの展望が素晴らしい。黒斑山の上には浅間山の山頂も顔を出している。風もなく、テルモスのお茶やお汁粉をいただきながら長閑な時間を過ごす事が出来た。
 下山はまずデポ地点まではつぼ足で下り、いよいよシールを剥がして滑降である。新井さんが先陣を切るが、続くメンバーも楽しそうに滑って行く。久々の参加の寺西夫妻も、山スキー初体験の保泉さんも特に問題なくどんどん下りて行く。さすがに保泉さんは転倒こそ多いが、何せ初めてなので上々の出来である。滑り出すとあっという間に鞍部まで下りてきてしまった。あとは左にトラバースしてゲレンデに戻る。ゲレンデを下まで滑り、1本リフトに乗って駐車場へ滑り込んで終了となる。
 下山後は中軽井沢のゆうすげ温泉にて入浴後、佐治さんの軽井沢別荘に泊まるメンバーと別れて軽井沢ICから上信越道に乗り帰途につく。やはり高速料金が1000円では無い所為か渋滞は全くなく順調に帰宅する事が出来た。


 水ノ塔山は以前家族でスキーに来た際、単身登ろうと思っていたのが天気が悪くて行けなかった事がありました。今回初めて登ってみて思ったよりも気持ちよく登る事が出来る山でした。山スキーとしては滑りは少々物足りないものの、ちょっとしたハイキング気分で登るにはなかなかいい所だと思いました。当日朝発の日帰り山スキーはこれで3回目となりますが、朝発で行くにはうってつけの所と言えるでしょうか。

コースタイム
12/26 ゲレンデトップ(11:40)〜スキーデポ地点(12:55)〜水ノ塔山(13:00)〜ゲレンデトップ(14:40)


地形図
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