早池峰山

2009年7月20日  メンバー:森田(真),森田(伸),森田(遥)

 

 今年の家族キャンプはいつもより日程が短いのですが、昨年登れなかった早池峰山登頂をめざすことになりました。また昨年同様、鳴子・農民の家で銀座山の会の4家族が集合という事に。

8/12 16時頃自宅を出発。首都高が若干混雑していたので国道20号を走り新宿のICIに寄りハーネスをなぜか購入する。高松ICから首都高に入り東北道へ。蓮田SAで夕食をとり、大谷PAで宇都宮餃子と思ったが既に閉店していた。今日はあまり歩を進めなくても明日は時間に余裕があるので安積PAで早々に仮眠とする。

8/13 早朝出発するが、既に渋滞が始まっていて郡山ICで一旦下りて二本松ICで再び東北道に乗る。その後は順調で9:30頃には盛岡に到着。インター横のイオンショッピングモールでゆっくりと買い物と昼食をとった後、早池峰山の登山口である河原坊へ向かう。
 現地に着いても雨が降っていたのでテントを張る気にはなれず、無料で開放されているうすゆき山荘に泊まることとする。ここは車道沿いにあるのだがなかなかいい感じの無人の山小屋で、他に2パーティーほど宿泊者が来たが快適な一夜を過ごすことが出来た。

8/14 レトルトのおかゆで朝食を済まし、荷物を撤収し掃除をして出発する。河原坊の駐車場に行くと、昨日見に来た時にはなかった舘野さんの車が停まっている。どうやらもう先に登り始めているようだ。今回、登路として沢(コメガモリ沢か奥鳥沢)を登る準備もして来たのだが、昨日の雨で増水が心配であり、まだ辺りは曇っていて展望はなく、気温も高くないので登山道から登ることにする。
 最初はコメガモリ沢沿いの登山道を登って行くが、何度か徒渉がありやや水が多いので靴が濡れない様に注意して渡る。河原のような所を登るようになった頃、前方のガスが晴れだして早池峰山が姿をあらわした。辺りはいろいろな花が咲いていて、蜂がたくさんとまっている。うすゆき草のようなものも見られる(ハヤチネウスユキソウかどうかは判らないが・・・)。
 登山道が沢を離れるあたりで森林限界を越え、今までと一転して岩がごつごつした中を登っていく。雲が晴れて青空と薬師岳方面の展望が素晴らしい。1カ所鎖場を通過して登山道が東に向かうようになると早池峰山山頂は近い。
 山頂に着くと予想通り?舘野さん御一家が休憩しておられた。無事に合流してしばし休憩後、一緒に小田越に下山する。こちらの登山道は途中梯子が1カ所あり、河原坊よりも森林限界が低いのか下まで展望がいい。小田越からは車道を歩き河原坊へ戻る。途中、松尾芭蕉の碑というものがあった。
 下山後は河原坊キャンプ場にテントを張る。たきびも出来て夜は花火なども楽しめ、賑やかな夜となった。

8/15 今日は宮古に行く舘野家とは一旦お別れで我々はいつものように小岩井農場へ向かう。途中、紫波町のラ・フランス温泉館で入浴してから小岩井農場でバーベキュー。その後東北道で古川に向かうため花巻に行ったついでに「宮沢賢治記念館」を見て花巻空港ICから高速に乗るとまさかの渋滞!。早々に下りて一般道を衣川・厳美渓・国道457号経由で鳴子温泉に向かう事になる・・・。
 昨年同様、鳴子・農民の家にて舘野家、長野家、田中家が集合、大変賑やかな楽しい夜となる。

8/16 田中家は早朝帰宅、残りの家族は昨年同様にブルーベリー狩りに行き、花立峠経由で国道47号沿いのやな茶屋に寄る(今年は鮎が1匹しか上がって来ませんでした)。道の駅むらやまで昼食後長野家は仙台へ。その後山寺を見学して舘野家とは分かれ我々はいつもの米沢(牛)経由で福島飯坂ICから東北道に乗り安積PAにて仮眠、翌日早朝帰宅する。


 今年の家族キャンプは日程が短かったものの、今まで何度か計画はしていても山頂に登った事がなかった早池峰山に登頂する事が出来て大変充実したものになりました。早池峰山は花の最盛期は過ぎていたのだと思いますがそれでも豊富な高山植物と素晴らしい展望でなかなかいい山だと思いました。私自身、75座目の深田百名山でした。御一緒いただいた皆様、ありがとうございました!。

コースタイム
8/14 河原坊(?)〜早池峰山(7:15)〜小田越え(10:00)〜河原坊(12:10)


地形図
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