奥森吉 ノロ川・桃洞滝ハイキング


2005年8月14日  メンバー:森田(真),森田(伸),森田(遥)(8才)他4家族


 今年の夏の家族キャンプ第2段は、奥森吉のキャンプ場で銀座山の会メンバーの5家族集合をメインに、その周辺を楽しんできました。

8/12 遥が我々を起こしてくれたおかげで朝4時頃に出発することが出来た。当初は森吉の打当川源流にテントを張る予定であったが、どうも天候が芳しくないようだったので途中のSAで電話をかけて後生掛温泉の自炊部を予約してしまう。今宵の宿さえ決まればあとはのんびりということで盛岡IC横の巨大ショッピングモールで買い出しをして八幡平樹海ラインを経由して後生掛温泉に向かった。

8/13 今日は奥森吉のキャンプ場で舘野家・沢田石家と合流する予定であるが果たしてうまくいくか?。天気は相変わらずあまり良くないが、雨は降っていなかったのでブナ森牧場を経由して打当川源流へ向かう。桃洞林道のいつもの橋の脇に車を置いて幸兵衛滝上まで散策する。雨が降ったにもかかわらず水量がなぜか少なめだったが相変わらずの美しいナメが続く。遥は例によっておたまじゃくし採りに熱中している。帰るときに若干小雨がぱらついたが、川辺に生えていた大きな蕗の傘でこれをしのぐ。
 その後、阿仁経由でノロ川牧場の奥森吉親子ふれあいキャンプ場へ移動。さすがにお盆休み中で数張りテントが張ってあったが全く混雑とは無縁の場所である。確かに無料になったのも頷けるが、それでもしっかり管理されていて気持ちよく使うことが出来る。テントを張ってのんびりしていると、しばらくして舘野家も到着。夜中になって無事沢田石家も到着して予定通り合流する事が出来た。

8/14 今日は3家族でノロ川出合付近で水遊びをする。以前はあれだけいたハヤの魚影がなぜか全くない。子供達が遊んでいる所の少し先の綺麗なナメを見に行くが、油断していたら甌穴にはまってしまった。キャンプ場に帰ると田中家・長野家がようやく到着する。これで全員集合。その晩は花火などをして子供達も大人達も大いに盛り上がった。

8/15 天気が何とか持ちそうだったので5家族揃って桃洞滝見物に向かう。我が家は今日は後生掛温泉泊なのでテントを撤収して帰り支度を済まして出発となる。クマゲラ保護センター付近の林道に駐車して出発。美しいブナ林の中の時折木道が敷かれている道を歩く。今回はそれ程蚊が多くなかったようだ。桃洞沢出合からは桃洞滝への道に入り、ようやくナメの川床へ下りる。
 ここのナメは何度歩いても相変わらず気持ちがいい。右岸に道が掘られているが無視してナメの感触を楽しみながら進む。沢が右折するところで桃洞滝に到着。今日は連日の雨のせいか水量が多く迫力がある。早速水流右のステップを使って登ってみるが、滝上はさらに多めの水量が川幅いっぱいに流れ迫力満点。子供達は桃洞滝の下で合流する支沢の滝を舘野さんのロープで登り、シャワークライミングを楽しんでいる。ペツルの子供用ハーネスが結構役に立った。 その後少し下って深い甌穴で泳ぐ。皆本当に楽しそうである。ここで昼食とするが、我が家はスパゲッティーを茹でて食べる。これまた美味しい。短い時間であったが十分楽しんだあと往路を戻った。その後全員で車で一旦下におりて杣の湯で入浴後我々は皆さんと別れて後生掛温泉へ向かう。

8/16 いよいよ最終日。出発前に温泉で茹でたという黒卵を食べ、後生掛温泉の周りの温泉地獄や泥火山を散策してから八幡平アスピーテライン経由で小岩井農場へ向かう。小岩井農場では震度5弱の地震に遭うが特に被害はなくいつものようにバーベキューを食べて帰路につく。東北道が通行止めになっていたり、新幹線が止まっていたりいろいろあったがその日のうちに帰宅することが出来た。


 桃洞滝へ行くのもこれが4回目ということになりますが、やはり森吉周辺は何度来てもいいところですね。今回はこんなに遠いところで5家族合流という前例がないキャンプとなりましたが、全く滞り無く無事終了しました。子供達もこれだけ集まるとなかなかの迫力です。天気にはあまり恵まれなかったものの、有意義な時間を過ごせてと思います。さて来年は何処に行きましょうか・・・。



地形図
このページのトップへ

2005年の記録へ


トップ
はじめに
最近の山行
過去の記録
山の写真集
山の雑事集
自己紹介