谷川連峰 神楽ヶ峰〜雁ヶ峰山スキー


2005年4月24日  メンバー:舘野L,石島,江居,斉藤,沢田石,寺西夫妻,徳山,森田,山崎


 週末土日で出ている舘野パーティーと山崎パーティーが日曜日に神楽峰で合流するというので、都合で日曜日しか出られなかった沢田石さんと私も合流し、神楽峰で大集合しました。

4/23 20:00頃沢田石さんに自宅まで車で迎えに来ていただき、練馬ICから関越自動車道に入って月夜野ICで下り、仮眠場所を探しながら17号を走る。元橋の平標登山口に出来た立派なトイレ付きの駐車場があり、早速テントを張り小宴会後仮眠する。

4/24 みつまたかぐらスキー場に7:00頃移動。舘野車と山崎車が駐車してあるのを確認。人がいなかったので何ともう出発してしまった模様である。すぐに準備をしてロープウェイに乗り込む。リフト終点でこれから出発しようという舘野パーティーを発見。無事に合流する。
 最後のリフトは動いていないのでリフト1本分余計に歩くのだがそれでもあっという間に稜線だ。展望は素晴らしく、となりに苗場山、遠くに頸城・北アルプスの山々が一望の下である。神楽峰の本当の山頂はもう少し先なのだが、今日はここを山頂と決め雁ヶ峰への稜線を進む。香里さんの説明によると昨日降雪があったらしく、それが気温上昇につれ緩んで来ているので少々板が回しにくい。おまけに稜線はアップダウンがあるのでシールのまま下りているのでなおさら初心者にはスキー操作が難しいかも知れない。
 中尾根の分岐を過ぎてしばらく下ったところで石島さんが転倒した拍子に足を捻ったらしく、応急処置として痛み止めとテーピングをしたがまだ雁ヶ峰経由で下りるには距離があるので念のため引き返して下山ということになってしまった。舘野さんと徳山さんが付き添うことになる。
 この辺りでスノーモービルの大群と遭遇することになるのだが、異常な騒音をたてて走行する10台程の一団を眺めつつ、彼らの目的意識は定かではないが、正直なところ山を楽しむためにフィールドを共有する者同士であるとは到底思えるものではないと感じた。
 2010mピークは沢田石さん以外は巻き、雁ヶ峰への尾根に入ったところで大休止。ビールで乾杯し辺りの景色を見ながらしばし休憩。ここで漸くシールを剥がし滑降開始である。適度な傾斜を快適に滑り、樹林のない広い斜面に出る。傾斜は緩いが何とかシールを付けなくても滑っていける感じである。ここから雁ヶ峰への尾根は右側に雪庇がはり出し多少のアップダウンがあるがやはりシールを付けるほどでもない。雁ヶ峰に登る最後の斜面は私はつぼ足で登ったが、シール無しの板のまま頑張っているメンバーも多い。
 雁ヶ峰からは今日辿ったルートが遠く見渡せる。滑りはここからが本番で、稜線上で心配した雪の状態も全く問題なく、実に快適な滑降が続く。この雪質ならば初心者でも十分こなせるだろう。あっという間にゲレンデに合流し、偶然にも?先に下山した3名とも合流することが出来た。あとはゲレンデをどんどん飛ばしてリフトを1つ登り返して駐車場まで板を流すのみ。下山コースの九十九折りをショートカットして滑るのがなかなか楽しい。
 下山後みつまた温泉で入浴後、寺西夫妻はなんと往復新幹線で、他のメンバーは車に分乗してそれぞれ帰路についた。


 神楽峰へは何度か山スキーで行っていましたが、スキー場往復や中尾根を下りてきていて雁ヶ峰へ足をのばすのは初めてでした。このルートは尾根伝いに気楽に楽しめる好ルートですね。残雪期ならばまさにちょっとした雪上ハイキング気分です。おまけに雁ヶ峰からは滑降も十分に楽しめます。初心者ならずとも結構楽しめる半日コースだと思いました。但し積雪期は雁ヶ峰までは斜度がないので状況によってはラッセルになりそうで要注意です。


コースタイム
4/24 みつまたかぐらスキー場(?)―稜線(?)―雁ヶ峰(?)―みつまたかぐらスキー場(?)

地形図
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