月山スキー場〜石跳川家族スキー


2005年4月30日  メンバー:舘野一家(4名),森田一家(3名)


 毎年恒例の月山家族キャンプは、今年は銀座山の会の舘野さんと田中さんの家族が合流し、大変賑やかになりました。いつものように家族ツアーも行いました。

4/29 珍しく今回は早朝4時頃自宅を出発する。連休初日ではあるが、それ程の混雑もなく順調に東北道に入ることが出来た。食料とお酒を補強する為、西川ICで下り、いつもの農協で買い出しするが、少し先に行くと新しいスーパーが出来ていたので寄ってみると、脇の小道沿いにツクシが沢山生えていたので少々採取する。出発しようとしたとき、偶然田中家の車が駐車場に入ってきて合流することが出来た。志津野営場に着いてこれからテントを張ろうとしているとちょうど舘野家も到着。首尾良く全員合流する。
 志津野営場は驚くべき事に今年からこの時期も料金を取ることになったそうである。(1日1張1000円)まあ今まで散々無料できれいなトイレや炊事場を使用させていただいたのでこの徴収は当然とも思えるが・・・。
 今回は田中さんのハンモックが登場し、また沢田石さんに代わってロープブランコを作って下さった。舘野さんは本気で雪洞を掘っている・・・。何れも子供達は大喜びであったのは言うまでもない。夜は家族単位で夕食を済ませた後、大人は炊事場を使わせていただき山菜の天ぷらで宴会、子供達はわが家のテントに集まり子供宴会(?)。周りの迷惑にならない程度に??大いに楽しんだ。

4/30 今日は朝から全員で月山スキー場へ向かう。一回ゲレンデを滑った後、田中家はゲレンデ周辺で遊びそのまま車で帰り、他は昨年滑ったゲレンデ途中から右側のブナの疎林を滑り石跳川に下りるルートへ入る。ここはゲレンデから1歩出ただけで本当に静かで素晴らしいブナ林が広がっている。遥はもう慣れたもので、私の後をどんどん滑ってくる。梨菜ちゃんもゲレンデ外は初めてだったようだが、樹林などを怖がることなくどんどん下ってくる。祐介君はまだちょっと不得手と見えて両親付きっきりだが、それでも全て自力で滑っている。快適な樹林間滑降を楽しみ石跳川に合流する辺りで大休止。 カップ麺などを食べながら暫くのんびりしていると子供達が石跳川対岸の急な斜面を登ってきたいと言い出した。そこで私も一緒に川底まで下り、子供達は斜面を登り出す。なぜ斜面を登りたいかというと上から滑り台をしたいようなのである。最も上まで登るとちょっと急そうなので途中でやめるよう指示して子供達は上まで行かず雪の滑り台を楽しんでいたが、おもむろに舘野さんが斜面を登りだし急な一番上まで行ってしまったので子供達も後に続き、結局全員一番上からちょっと怖いくらいの急な滑り台を堪能する事になってしまった。
 石跳川沿いの滑降は雪も十分あり概ね問題なかったが、川が出ているところもあるので子供が落ちることの無いように注意を払いながら滑っていく。昨年のように川を渡ったりするようなことはなくネイチャーセンターへ到着、車道を歩いてテントへと戻った。ちょうど県道を横切るときに田中家の車が偶然にも通りがかり、3家族再合流となった。

5/1 午前中に舘野さんの奥様のとうちの家内が姥ヶ岳から金姥のコルを回って石跳川に滑り込むコースを滑りに行き、帰還後に舘野家と田中家は撤収して帰途につく。明日は平日なので周りの他のテントもめっきり減って静けさを取り戻した感じである。今日はスキー場方面には行かず、野営場下のブナ林を散策したり山菜を採ったりしてのんびりと過ごす。明日は天気が崩れるとの予報だったので明朝早々に撤収する事に決め最後の夜を再び山菜の天ぷらで楽しむ。既に空は雲ってしまい望遠鏡で星が見られないのは残念である。

5/2 昨夜雨が降っていたようだが、朝には上がっていた。雨の中の撤収とならず幸運であった。月山名水館の横の温泉に入浴し今回は諸事情で山形のトイザラスに寄り、いつもの経路でステーキを食べて福島へ向かい、福島飯坂IC前のヨークベニマルで買い物をしてから帰途についた。さすがに平日だけあって首都高を含めて順調に帰宅することが出来た。


 今年の月山はいつもと違うメンバーで子供が多くなかなか賑やかでした。家族でのツアーは残念ながら今回は昨年と同じコースしか行けませんでしたが、メンバーが違うとまた趣が違うものですね。今年から志津野営場がこの時期も有料になってしまいましたが、施設の充実ぶりを考えれば無料である方がおかしいのでまあ納得できるというところでしょう。


コースタイム
4/30 月山スキー場(11:00)―石跳川(11:30)―ネイチャーセンター(13:00)

地形図
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