軽井沢 離山ハイキング


2005年3月27日  メンバー:森田(真),森田(伸),森田(遥)


 毎年恒例の3月の軽井沢ですが、今年は時期が遅かったのでスキー場へは行かずに離山にハイキングに行きました。

3/26 いつものように出発は遅く10時頃自宅を出て、途中「かつや」で昼食、所沢ICから関越道に乗るがすぐに事故渋滞で一旦鶴ヶ島ICで下りてしまい国道254号線を進もうと思ったが、東松山で渋滞が解消しているのを知り再び高速に入る。あとは順調に軽井沢へ。今回は珍しく(?)旧軽の軽井沢銀座を散策してから今宵の宿、万平ホテルへと向かう。

3/27 天気はすこぶる良く、絶好のハイキング日和と言えよう。離山に登る前にまだ一度も行ったことがない旧碓氷峠に寄ることにする。旧軽から車で山道をどんどん登っていくと間もなく旧峠に到着する。まだ一面雪の下だが、展望はなかなかのものである。ここから離山がよく見えるのだが、何とも奇妙な形の山である。
 さて次はいよいよ離山へ。車で別荘地の中を上っていくとゲートのある登山口へと着く。ここからいよいよ出発であるが、最初から雪の上を歩くことになった。九十九折りの林道を、時折雪に潜らないように注意しながらショートカットして登っていく。しばらくは林道を登っていくのだが、山頂が近づくと左に分岐があり、そこにある古い看板の地図を見ると散策路のような道が山頂付近をぐるりと巡っているようである。地図が古くて良く分からないのだがとりあえず左の道に入ってみる。
 少し登ると上に展望台のようなものが見えたので、半分雪に埋もれた道は無視して雑木林の中をどんどん登っていく。この斜面は栗の木が多いらしく春先というのに栗が沢山落ちていて、それらを拾いながら登っていくと展望台の脇の尾根筋からニホンカモシカが2頭こちらをじっと見ているのに気が付く。そっと近づいていくと反対側にゆっくり下りていってしまったが、時折振り返ってはこちらを見ていた。
 展望台で軽く昼食をとり、岩場経由で山頂へという看板に誘われてそちらに行くと、岩場とは大きな岩が2つほどあるだけであった。その先小ピークに登り雪の斜面を下って再び僅かに登り返すと山頂に到着する。山頂は抜群の展望で、浅間山がすぐ間近に見える。一角に大型双眼鏡が設置してあり、眼下の町並みや浅間山などを眺める。ここまで全く登山者は見られなかったが、山頂付近では数名の登山者を見かけた。この時期、我々が歩いてきた散策路はあまり歩かれていないのか?。
 下山は登りと反対側の道を下っていくと程なく林道に合流する。ここにある看板の地図は新しく、ちゃんと読むことが出来た。この林道を下っていくと先程左へ分岐した所に出て往路と合流する。あとは往路通りに下っていき、途中は登った時以上に雪にはまる事などお構いなしに林道をショートカットしてゲートのある登山口まで下っていった。遥は長靴のようなスノーシューズだったので問題なかったが、大人は普通のトレッキングシューズにスパッツがなかったので靴の中が雪だらけになってしまった。
 下山後、軽井沢ICに入る手前のそば屋でざるそばを食べてから帰途についた。


 個人的な事情で毎年軽井沢に足を運んでいますが、軽井沢銀座も旧碓氷峠も行ったことがなかったので今回は良い観光が出来たと思います。離山は奇妙な形の山ですが、山頂付近は手入れでもされているのかとても感じの良い雑木林になっています。この時期は下草がなく、雪もあるので何処でも歩けそうです。ニホンカモシカとも出合うことが出来て気分の良いハイキングを満喫できました。


コースタイム
3/27 離山登山口(10:45)―展望台(11:50)―離山(12:20)―離山登山口(12:50)

離山歩道案内図
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