上州武尊 前武尊


2004年1月31日   メンバー:岩崎L,新井,沢田石,徳山,森田


 今回は、土日で日帰り2本を滑ろうという3名に、日曜日は都合が悪く土曜日帰りの2名という構成のメンバーで、初日は天気予報では晴天間違い無い筈だった上州武尊へ向かったのですが、結果は果たして・・・。

1/30 沢田石さんの新型レガシィで21:00頃我が家に迎えに来ていただく。順調?に関越道に乗り、23:30上里SAで予定通り新井さんの車と合流し、そのままオグナほたかスキー場へ向かう。雪の降る中、煌々と明かりが灯る(ちょっと明るすぎ?)駐車場にテントを張り宴会の後仮眠。

1/31 天気予報では今日は好天が約束されていたのだが(?)、朝目覚めても一向に雪がやむ気配がない。とりあえず準備してリフト乗り場へと向かうが、やや吹雪いているような天候にレストハウスで様子を見るという状況になった。なかなか出発する気にならなかったが、まあ天気が回復しなかったら荒砥沢はあきらめて前武尊往復にしようと出発する。
 リフト3本を乗り継いでリフト終点で準備をしていると、岩崎さんが「シールがない」と言っているので冗談かと思ったら本当に車に忘れてきたようである(実は私もカメラを車に忘れてきていた・・・)。取りに下るのも時間とリフト代がもったいないし、かといってつぼ足では昨日からの降雪でラッセルが大変そうだったので、新井さんと徳山さんに細引きを供出していただきシールの代用を久しぶりに試みた。岩崎さんは初体験だったようで(体験している人は希でしょうが・・・)何とか傾斜が緩いところは歩けそうだったが、今日の雪質だと傾斜があると難しそうである。ところが誠にもって運のいいことに、後からスノーシューの15名ほどの団体が登ってきたので、岩崎さんはそのトレースの後をつぼ足で歩くことで全く問題は解決してしまった。
 僅かな時間で日本武尊の像が建つ前武尊山頂に到着。やや遅れてスノーシューの団体と共に岩崎さんも到着。山頂付近には雪崩講習らしい団体がいてなかなか盛況である。さて問題の天候だが、相変わらず視界はあまり良くなく、やはり残念ながら荒砥沢はあきらめて武尊スキー場に直接戻る事とする。何人もの人々が登ってきていたが、おおかた往路をたどるようである。
 いざ滑降を開始すると、もともと雪が少なかったところに昨日からの新雪が積もっているので、雪は深いのだが底が堅くなっているという妙な状況だったが、傾斜があると板が走ってなかなか楽しい。天狗尾根の右側のやや斜度がある斜面を一気に滑り、途中から左へトラバースして尾根を乗越しリフト終点付近に戻る。さらにやや左に進み、十二沢を快適に滑ってゲレンデの途中に戻る。短いながらもなかなか楽しい滑降であった。
 下山後、岩崎さん、新井さん、徳山さんは明日の目的地、神楽峰へと向かい、日帰りの沢田石さんと私は花咲温泉で入浴後帰途についた。


 荒砥沢を滑ろうとして前武尊に行ったのは2度目でしたが、今回も前回同様天気が悪く荒砥沢へは入れませんでした。近くて手軽なルートなのでいつでも来ることが出来そうなものですが、なかなか難しいものです。まあそれでも悪天の中、新雪滑降を十分楽しめたので今回は良しとしましょうか。翌日の神楽峰〜雁ヶ峰は楽しかったそうですが・・・。


コースタイム
オグナほたかスキー場(?)―前武尊(?)―オグナほたかスキー場(?)


地形図
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