斑尾山・他


2003年11月22日〜23日   メンバー:森田(真),森田(伸),森田(遥)(6才)


 新雪のハイキングを期待して(?)、「北信五岳」のひとつ斑尾山に行って来ました。高ボッチ〜鉢伏山のおまけ付きです。

11/22 昼過ぎにのんびりと自宅を出発。国立府中ICで中央道に乗り、とりあえずは松本方面に走る。今日の予定は何も決めていなかったのだが天気が思ったより良いので、岡谷ICで中央道をおりて高ボッチ山へと向かう。うまくいくと北アルプスに沈む夕日が見えるのではとの目論見である。
 高ボッチ山周辺は意外にも人が多くちょっと休憩しただけで通り過ぎ、鉢伏山に向かう。気持ち良い高原の中の車道を僅かで鉢伏山荘に到着するが、既に陽は沈みかけている。車のエアコンでの外気温表示が-2度となっていてさすがに寒い。いそいで山頂に向かって歩きはじめたのだが、西の空に若干雲があって良く分からなかったが残念ながら太陽は沈んでしまったようだ。20分程で山頂に着くともう松本平の夜景が美しい。真っ暗にならない内に早々に下山にかかる。途中、娘の遥は登山道沿いにある霜柱を踏むのに余念がない。
 下山後、崖ノ湯にて入浴して松本市内で夕食を済ませた後、再び長野道に乗り梓川SAにて早々に仮眠とする。

11/23 車中での仮眠であったが、大変よく眠ることが出来た。長野道を走り小布施ハイウェイオアシスで食事をとろうと思ったが食堂がまだ営業しておらず、仕方がないので信濃町ICでおりてからコンビニで朝食を済ます。
 斑尾山登山口に向かい斑尾林道に入るが、林道入口には何の標識もなく全くわかりづらい。当初、管川からの登山道を登るつもりでいたのだが、気がつかず通り過ぎてしまい釜石山をぐるりと回って荒瀬原からの登山道に車を停めて歩き出す。
 登山道は落ち葉でいっぱいで、釜石山までの登りは遥が拾った木の枝で落ち葉をかき分けながら進んで行くため、遅々として進まない。釜石山からはなだらかな尾根がしばらく続き気持ちよく歩くが、しばらくして傾斜がだんだん増していくと遥が「疲れた」と言いだしたので私が背中に負ぶって登ることになる。高度を上げるにつれて周りの木々は霧氷が付きはじめて美しい。ちょっとした岩場を登り切るとアンテナの立つ大明神岳に到着する。若干雲がでてしまったが野尻湖がよく見える。ここから見る斑尾山は霧氷で真っ白で何とも美しい姿である。なだらかな道を10分程で山頂だ。
 ここは展望こそあまり良くないが、霧氷で真っ白な木々に囲まれて大変気分がよい。遥は僅かばかり残っている雪や霧氷を集めて小さな雪だるまを作っている。30分ほど休憩した後、一三薬師に雪だるまをお供えして下山にかかる。遥は下りは至って元気で小走りにどんどん下りていき、一時間ほどで車まで戻ってしまった。
 下山後、妙高高原駅前で蕎麦を食した後、今宵の宿である東急ハーベストクラブ・斑尾へ向かった。

11/24 翌日は早々に長野道を南下して駒ヶ根まで行き、駒ヶ根美術館によってから帰途についた。


 今回は「さわやか信州スーパー割引3DAYSチケット」と、直前に斑尾のホテルが予約できたので場所を決めたようなものだったのですが、手軽なハイキングとして斑尾山はなかなかいい山でした。特に今回は山頂付近の霧氷が実に美しく、予想外の?素晴らしさに大満足の三日間でした。


コースタイム
林道登山口(10:45)―大明神岳(12:35〜12:45)―斑尾山(12:55〜13:30)―林道登山口(14:20)


地形図
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