頚城 飯縄山山スキー


2003年1月12日   メンバー:舘野(L),岩崎,沢田石,徳山,森田


1/12 当初の予定では、いいづなリゾートスキー場から飯縄山に登り東尾根を滑降する予定であったが、昨日黒姫の東面を滑った感じからすると積雪が十分ではないのではとの懸念から、今日は戸隠スキー場から飯縄山に登り中社に下りるオーソドックスなコースとする。
 本日もまたスキー場の上はガスがかかっていて視界は無さそうであるが、天気予報は良くなるというので何の心配もなく?出発する。リフト2本で到着した瑪瑙山山頂から飯縄山とのコルまでまずはひと滑り。短いが快適そうな斜面なのだが、クラストした雪質で全く楽しくない。何で昨日とこんなに雪質が違うのか!と嘆いても仕方がない。ずっとこんな雪だったらと少々不安になる。
 コルでシールをつけて歩き出すとすぐにスノーシューの20人程いるのではないかという団体パーティーを追い越し、1時間ほどの登りで飯縄山の山頂に到着する。相変わらず雲が多く遠望は望めないものの、視界は十分にあり小休止とする。先程の団体さんと入れ替わりにシールをつけたまま飯縄神社へと向かった。10分程で到着。飯縄神社の中は意外と広く、緊急時はビバークも可能かもしれない。
 さていよいよシールをはずしての滑降となる。直下の斜面は程よい傾斜で樹林も疎らでなかなか楽しめる。その先一旦尾根が痩せるが、板を外さずに問題なく通過できた。夏道の登山道が北西よりに曲がる地点からはしばらく濃い樹林の中の登山道を滑り降りるような感じになり少々辛いところだが、今日のメンバーには全く問題無さそうである。心配された?沢田石さんも他のメンバーに遅れることなくどんどん下りてくる。少し下ると登山道沿いのカラマツ林となり、萱ノ宮となる。この辺りはなかなか良い感じである。さらに下ると林道を1本横切り、そのまま夏道沿いに滑っていくとやがて車道に出て滑降終了。推進滑降で戸隠スキー場中社ゲレンデに向かう。中社ゲレンデからはリフト2本乗り継ぎ越水ゲレンデへと戻る。下山後、中社近くの蕎麦屋で戸隠そばを賞味し、私は明日用事がある為に他のメンバーと別れて単身帰途についた。


 私は飯縄山に登るのは初めてだったのですが、今回のコースは古くから滑られているだけにこぢんまりと纏ったいいコースだと思いました。滑降派には少々物足りないのは事実ですが、いろいろな要素があり滑降主体ではない人には特に楽しめるコースかもしれません(?)。登山道沿いではありますが、カラマツ林の中を気分良く滑れるコースというのもあまり記憶にないような気がします。


コースタイム
戸隠スキー場リフト終点(9:20)―飯縄山(10:50)―中社ゲレンデ(12:26)


地形図
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