高尾山ハイキング


2002年1月27日    メンバー:森田(真),森田(伸),森田(遥)(4歳)


 朝から雨であったが、昼頃から台風一過のようにいきなり快晴となり、「これはどこかへ行かねば!」と思案した結果、「高尾山」へと向かうことのになりました。

1/27 自宅を出たのはすでに13時をとうに回っていた。中央道経由で高尾山口に15時頃着くことが出来た。(すでに行動開始する時間ではない?)ケーブルカーで高尾山駅まで登り、15:25に山頂に向かって歩き出す。
 すぐに薬王院方面と「4号線」(しかしこの命名はなんとかならんのか・・・)の分岐になり、より「登山道」らしそうな「4号線」へと進路を取る。少し進むと路面に雪が出てきて、遥の靴をスノーブーツにはきかえさせる。高尾山で雪山ハイクとはちょっと幸運なのかも知れない。所によっては10cm程積もっており、普通の靴では歩行困難なほどである。眼下には圏央道の工事が見える。いつも中央道を走ると見ている光景なのだが、上から見るとまた違った姿に写り、自然への影響が確かに心配になってくる。「4号線」という登山道は、途中吊り橋があったりしてなかなか楽しい。
 薬王院からの道と合流すると山頂まではあと僅か。高尾山山頂の大見晴台はちょっとした広場になっていてビジターセンターやいくつかの売店もあったが、到着したときはすでに16時を回っていたので殆どしまっている。かろうじてあいていた一軒でお菓子を買ってベンチで小休止。周囲を見回すと、下界は横浜方面が良く見え、目を転じると丹沢・富士山が夕日で逆光となり実に美しい。ここから見る雪の丹沢は標高不相応に(?)とても凛々しく見える。
 さて、日没が迫っているのであまりのんびりはしていられない。暗くなる前にと思い下山を開始する。最初のうちは元気に駆け下りていた遥も高尾山駅に着く頃にはさすがに疲れた様子。ケーブルカーで下りようかとも思ったが、本日の最終便まであと15分ほど待つようなので、遥をおんぶして表参道を一気に下った。さすがに途中から辺りは真っ暗になってしまったが、道が良いのと月明かりのお陰でヘッドランプを出さずに無事下りてくることが出来た。月明かりの下、なんともいい気分で歩いていたが、端から見たらさぞかし妙な家族に写ったことだろう。


 高尾山は子供の頃に学校の遠足などで何度か言っているはずなのですが、全く記憶はなくなかなか新鮮でした。すっかり観光地だと思っていましたが、今回登った道は静かで(時間が時間だから?)家族ハイキングには定番なだけあってなかなかいいものだと思いました。今回は降雪直後だったので雪の上を歩くことになり、おそらく普段とはひと味違う高尾山を楽しめたと思いますが、さすがに低山なので日当たりが良く水はけが悪いのか山頂の広場がぐちゃぐちゃになっていたのにはやや閉口しました・・・。


コースタイム
高尾山駅(15:25)―高尾山(16:20)―高尾山駅(17:15)―駐車場(17:45)


地形図
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