御岳山ハイキング


2002年2月16日    メンバー:森田(真),森田(伸),森田(遥)(4歳)


 先日は(多分)24年ぶりに高尾山に行って来ましたが、今回は東京近郊のもう一つのケーブルカーで行く観光地、御岳山に家族で行ってみようかと(私が勝手に)思いつき、おそらくは26年ぶりと思われる再訪を果たしました。

2/16 自宅を10時頃出発し、途中昼食をとって13:30頃御岳山ケーブルカーの滝本駅に到着。早速ケーブルカーに乗り、御岳山駅から歩き出す。
 案内板で道を確認し、とりあえず御岳神社の方へ歩き出す。ここは山と言うよりも山麓の集落を歩いているといった感じである。神代ケヤキを過ぎ、急な坂を登って土産物の店が並んでいる間を歩くと神社の石段がある。全くをもってここは山の上の集落である。案内板をみてこれからどうしようか思案するが、長尾平の展望台というところに向かうことにする。
 石段を少し上がり、途中から大岳へ行く登山道にはいると、ようやく「登山道」らしくなった。すぐに長尾平というところに着いてしまい、またもやそこにあった案内板をみてどうしようか思案するが、今度は奥ノ院と書いてあるところまで行ってみようということになった。ところが、途中、天狗ノ腰掛松というところの道の分岐で間違って山腹を卷く方の登山道を行ってしまい、途中で気が付いて引き返す。どうやら大岳へ行く人々は殆どこのトラバース道を行くらしい。天狗ノ腰掛松まで戻り鳥居がある奥ノ院への道を行く。日陰のせいか所々雪が凍っている。この登山道は、普通に植林されているものに比べると妙に立派な杉がずっと道沿いに続いている。奥ノ院への参道だからだろうか?。
 しばらく進むと一箇所鎖があるところがあり、そこから先は傾斜が急になって北側斜面のせいか完全に雪がベッタリ付いている。鎖場は娘の遥を抱きかかえて通過したが、アイゼンがないので慎重に歩く。その先も抱っこのままどんどん登って行くが、雪が堅く下りがやや心配だ。雪の斜面を登りきると僅かで石段のある奥ノ院に到着する。本当のピークは、建物の左脇を少し登ったところだ。展望はあまり良くないが、なかなか感じのいいところだ。食料を何も持ってきていなかったので、お茶だけ飲んで小休止後下山にかかる。
 雪の斜面は一部急なところ以外は遥と2人で私が先頭に立って「電車ごっこ」で快調に下りる。遥は凍った斜面を滑りながら降りるのが楽しくてしょうがないようである(本来ならば怖がるところだと思いのだが・・・)。鎖場も「電車ごっこ」のまま下りてしまった。雪が無くなってからは今度は登山道の段差でジャンプに興じている。こんなにはしゃいでいて体力は保つのだろうかと案じたが、案の定、平坦な道に出る頃には疲れてしまい、おんぶという事になる。ケーブルカーの駅に着く頃には眠ってしまっていた。


 御岳山は小学校5年生の林間学校で一度神社の近くに宿泊したことがあり、何となくおぼろげながら記憶にあるところも無くはなかったのですが、まあ殆ど初見に近く、他の最近行った「子供の頃行った事がある低山」同様全く新鮮な思いで訪ねることになりました。真冬のこの季節、しかも午後からの行動は、観光地といえども人が少なく、静かな散策が楽しめるのでなかなか良いものであります。


コースタイム
御岳山駅(14:00)―奥ノ院(15:40〜15:50)―御岳神社(16:45)―御岳山駅(17:07)


地形図
このページのトップへ

2002年の記録へ

トップ
はじめに
最近の山行
過去の記録
山の写真集
山の雑事集
自己紹介