北八ヶ岳 高見石


2001年11月2日    メンバー:森田(真),森田(伸),森田(遥)(4歳)


 当初の予定では、早朝に出発して閉山間際の尾瀬ヶ原にでも行こうかと思っていたが、またしても自宅を出たのは10時を回ってしまい予定を変更。遅くなったので宿泊も視野に入れて場所を北八ヶ岳とするが、いくらなんでもこんな時間に出発して果たして大丈夫なのかという不安をよそにとりあえず麦草峠へと向かう。

 なんとか午後2時過ぎには麦草峠に到着。登路を白駒池入口からにするか麦草峠からにするか少々迷ったが、結局麦草峠から高見石経由で白駒池に下りる事にする。
 麦草峠から麦草ヒュッテの脇を通り、開けた斜面を少し登るとオオシラビソの樹林の中の歩きとなる。小さなピークを一つ越えて一旦下降し、再びやや急になる登山道を登り返すと丸山山頂になる。ここは樹林の中のピークだが、南東方向は少し開けていて中山の肩に西天狗が顔を出しているのが見える。一面針葉樹の樹林で紅葉は望めないが、北八ツらしさを感じさせてくれる展望だ。
 丸山から再び少し下り、なだらかな道を少し進むと白駒池方面と天狗岳方面の十字路となり、僅かで高見石小屋に到着。荷物を小屋に置いて高見石へ向かう。ごつごつした大きな岩が累々と重なる中を遥も楽しそうに登って行くが、岩と岩の隙間に落ちると危険なので慎重に。上まで登ると眼下に白駒池が飛び込んでくる。何度来てもとても気持ちのいい場所である。遠く浅間山も遠望できる。充分景色を堪能した後、白駒池へと下り、そこからは私1人先行して麦草峠へ車を回収に向かう。さすがに峠に着く頃には日も完全に傾き、歩いていても手がかじかんでくる程寒くなった。下山後、蓼科にて宿泊、翌日帰宅する。


 今回は現地に行ってから考えたコースでしたが、短い歩程で北八ヶ岳らしさを充分に味わえ、しかも歩きやすい良いコースでした。平日であったこともあり、メジャーな場所にも関わらず他の登山者に殆ど会わない静かなハイキングでした(こんな時間に登り始める非常識なハイカーなどいるわけないか?)。それにしても10時過ぎに自宅を出て北八ツをハイキングするとは(しかも子連れで)ちょっと考えが甘すぎるのではと思いましたが・・・。


コースタイム
麦草峠(14:24)―丸山(15:20)―高見石(15:35〜15:55)―白駒池(16:15)―麦草峠(16:45)


地形図
このページのトップへ

2001年の記録へ

トップ
はじめに
最近の山行
過去の記録
山の写真集
山の雑事集
自己紹介