谷川連峰 一ノ倉岳・芝倉沢山スキー


2001年4月14日
メンバー:沢田石、森田


4/13 22:00頃沢田石さんに私の自宅まで車で迎えに来ていただき、環八経由で練馬ICから関越道に乗り水上ICへ。お酒の調達にまたしても少々手間取る。湯桧曽駅は数パーティー仮眠していたので車の中で少々飲んでから仮眠と思ったが、またしても少々飲み過ぎたようで翌日も辛い幕開けとなった。

4/14 ロープウェイ駅で荷物を下ろし、少し土合側に戻った地点に駐車、再びロープウェイ駅まで歩く。天気も良く、絶好の山スキー日和だがいかんせん体の調子は悪い。最近前夜のアルコールが残っていることが多い気がする。少しお酒に弱くなってしまったのだろうか(単に量が多すぎるだけか?)。
 最初はシールを付けて出発したが、1箇所ちょっとした岩場を下るところで板を脱いでからはそのままつぼ足で登る。ペースは快調なのだが体の調子は最悪だ。しかし、周りの展望は素晴らしく、それらに助けられながら谷川岳山頂に向かう。トマノ耳で小休止。何となく雪があまり多いようには見えないのは気のせいか?
 充分に景色を堪能した後、さらに一ノ倉岳へと歩を進める。トレースもあり、雪も緩んでいるのでアイゼンの必要は全くない。しかし、このあたりで私の左足がつり始めてしまった。珍しいことではないので騙し騙し歩いて一ノ倉岳まで到着する。長細く平らな一ノ倉岳の山頂でしばし休憩。足の調子もまあ大丈夫だろうと出発準備をすると、また両足つってしまった。いやな感じだと思ったが仕方なく、芝倉沢へトラバースで入る。
 上部はかなりの急斜面だが、今日の雪質ならば全く問題は無い。沢田石さんは早々につぼ足に切り替える。私も何ターンかしたが、今度は全く両足が言うことを聞かなくなってしまった。こんな垂涎ものの斜面を前にして全く情けない話だ。「断腸の思い」で(?)板を脱いで歩いて下りる決意をする。ところが、急斜面で所々クラスト気味の所が残っていたので、念のためアイゼンを付けていると、足の方も少しだけ回復してきたのでもうやけくそで再び板を履き、今度は滑って下りる決意をする。つりそうな足を騙し騙し何とも間抜けな間延びしたシュプールを残してそろそろと下りる。結果的には何とか板を使って下りることが出来たのだが、もしこの素晴らしい好条件の斜面を歩いて下りたとしたら、私の山スキー歴(というほどのものはないが・・・)の中でも最大の汚点を残すところであったかも知れない(??)。
 ノド付近で私が下りてくるのを待っていてくれた沢田石さんとようやく合流する(板を履いていない人の方が速いとは何たることか・・・)。この辺りからは気温も上がったせいかまた少し調子が良くなり、適度な傾斜とザラメ状の雪ですこぶる快適に飛ばす事が出来るようになる。ようやく本来の姿に近づいて?所々立ち止まっては沢田石さんの下りてくるのを待つ。S字付近になるとさすがにデブリだらけで快適とは言えなかったがそれも僅かで、危険地帯を通過したところで小休止。沢田石さんもすぐに下りてくる。振り返ると今滑ってきた芝倉沢がなかなかの景観である。とりあえず無事に下りてきたことにビールで乾杯!。ここまで沢田石さんはずっと板を使わずに下りてきたが、グリセードや尻セードで実に楽しそうで、しかも速いのはさすがであった。
 ここからは沢田石さんも板を履き、だらだらした樹林間の斜面をどんどん下る。紅芝寮を過ぎ、湯桧曽川に沿って進むと傾斜はあまり無くなるのだが板は意外に滑る。途中では雪訓をしている人たちに数回出会う。結局、水流を渡るのに何度か板を外す場面もあったが、国道291号に出るまでスキーを使って下りることが出来た。


 芝倉沢は、滑降にはまさに最高の場所で、登りも変化があり楽しく、行動時間もあまりかからないので条件にさえ恵まれれば手頃に楽しめる名コースだと思いました。しかしながら、ひとたび悪条件になると、滑落・雪崩などの危険があり、かなり厳しくなるかも知れませんのであまり安易には考えない方が良いかも知れません。
 特に今回は同行の沢田石さんに「ジャンルを越えた山の楽しみ方」を教えていただいた様なかたちになり、また、自分自身のアクシデントも含めて収穫の多い?山行となりました。(それにしても山行中は大変ご迷惑をお掛けいたしました・・・。)

コースタイム
4/14 天神平スキー場(8:13)―谷川岳(10:30)―一ノ倉岳(11:15〜11:30)一国道291号(13:40)


芝倉沢地形図
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