12/29 20:00新宿駅南口集合。がらがらの関越道を順調に北上。沼田ICで高速を下り、オグナほたかスキー場（旧武尊スキー場）に向かう。駐車場にて本年最後の小宴会の後、充分に仮眠。12/30 仮眠が充分すぎ、出発がやや遅れる。オリンピアとほたかの連絡リフトを下りたところでＳさんがシールを車に忘れたことに気づき、取りに戻ったので更に時間が遅れる。クワッドリフトと、ペアリフト２本乗り継ぎゲレンデトップへ。歩き出したのは既に11時を随分回っていた。
ゲレンデの横の沢の状態を見ると、とても荒砥沢を快適に下降できるとは思えず、早くも予定は変更の兆し。尾根筋を滑ろうかと思案する。
リフト終点からシールをつけて歩き出す。シールとつぼ足のトレースがすでにあったので最初のうちはそれに従って登っていたが、途中からまどろっこしいのでトレースを外れて直登するが、以外にもラッセルがシーズン初めなので？きつく感じる。ということは下りは深雪滑降か！と少々期待感がつのる。再びおとなしくトレースに戻り、僅かの登りで前武尊山頂に到着するが、山頂には大きな東屋のような建造物の下にこれまた大きな銅像が立っていて下界を見おろしている（どうやら日本武尊のようである）。過去２度程訪れた時は小さな祠があっただけだったと思ったが・・・。まあ雨の日の休憩には役立つことでしょう・・・。
ゲレンデでの観察で荒砥沢滑降はあきらめていたので、小休止の後、往路の滑降に移るが、登りの時の期待以上に実に快適な新雪滑降になった。時折腰上まで舞い上がる新雪の中、シーズンはじめからこんなに快適でよいのであろうかと心配になってしまう位であった。快適さにつられて何も考えずに下っていると、すでに右にスキー場が見え出してしまっている。天狗尾根に行くとしたら少し登り返してずっと右に回り込まなければならないのだが、もうこの快適さに登り返しなど考える余地は全くなくなっていてそのまま下ることに決定。途中から右にトラバースしてリフト下をくぐりゲレンデに戻った。リフトの使用回数分だけ買った筈の一回券がなぜか数枚余っていたので少しゲレンデを余計に滑ってから帰途についた。
天気が悪くても登れるようにと手軽な前武尊に行きましたが、短いながらもシーズンはじめの足慣らしには出来すぎの素晴らしい滑降を楽しむことが出来ました。東京からも近いので、初心者や手軽な深雪トレーニングにはなかなか良いところだと再認識しました。