今回は近いので自宅を7：30頃出発する。中央道を調布ICから乗ろうと思ったが、府中IC付近から１１kmの渋滞。仕方なく一般道に変更したため、大分時間がかかってしまった。
　相模湖畔の国道２０号線で最初のカーブにあるあの「日本一まずい」と書いてあるラーメン屋の脇の林道をどんどん奥にはいっていく。貝沢を渡ったところで林道は終わっていて、そこに車を停めて本日のベースとする。まずは妻の伸子が入渓点まで林道を下り、貝沢を遡行して来る。私と娘の遥は水遊びしたりしたが、流れが細く浮輪一つで一杯になるような小さな釜で浮輪を浮かべて遊んでいる様はどこか滑稽である。妻の下山後、今度は私が遡行準備して林道を下る。
　ラーメン屋の裏のロープと「立入禁止」の札がかかっている階段を下りて沢に入る。すぐにゴルジュにＦ１-２段５ｍがある。この沢唯一の滝らしいので、十分堪能しながら（？）水流の左を登る。ホールドは充分あるので特に問題はない。ちなみに、ここを登っているのは、林道からも見る事が出来るだろう。この滝を越えるとあとは歩くのみ。バイクのタンクが落ちていたり、林道から排水用のU字溝が入ったりとやや気分を損ねる物も散見されるが、水流は細いながら小さい釜や小滝が結構続くのでそんなに不快と言う程でもない。二俣を林道を見通せる右俣を見送り左に入ると沢は少々薮っぽくなってくるが、すぐに先程スタートした林道終点に到着。さらに先に進むと、右が開けた植林地になるところで再び登山道が交わる。この先何もないのは明らかなので、ここで遡行終了。登山道を林道終点へ戻る。

　まさに「裏山の沢歩き」と言った感じで、沢についてコメントすることは特にありませんが、ずっと前から相模湖畔の国道２０号を通るたびに気になっていた「日本一まずい」ラーメン屋の奥にある沢を歩いたと思うと何だか妙な？感じです。結局、今回もそこのラーメンは食べませんでしたが・・・。