当初の予定では、早起きして富士五湖周辺の山にでも向かおうと思っていたのですが、諸般の事情で自宅を出たのはすでに10時を回ってしまい、東名川崎ICまで行ったものの下りの渋滞がひどいのであきらめ、急遽陣馬山へと変更しました。
出発が遅かった上、途中でのんびり昼食をとったりしていたので、和田峠についたのはもう3時近くなってしまっていたが、かえって一般のハイカーとは時間差で駐車場が空いていたので良かったのかも知れない。
茶店のおばさんに、登りは緩やかな左側の道、帰りは階段の多い右側の道が楽だと教えてもらい、それに従い東から回り込む様に付いている登山道を歩き始める。なだらかな道を「陣馬山の家」まで行くと山頂はあと僅か。少し傾斜がきつくなった登山道をひと登りで山頂の一角に着くが、頂上にも茶店が建っているのが見え少々驚いた。山頂まで登ると、反対側は広い芝?の斜面になっていてなかなか気持ちのいいところである。天気は良いのだが、地平線近くは少し雲が出ていて残念ながら遠望はあまりきかない。少し下がったところの茶店でおでんをいただく。もうすっかり暖かいものが美味しい気候になった。遥はベンチに座るよりも芝の斜面に寝転がっている方が良いみたいだ。下りは階段が多い道を遥と一緒にかけ下った。
陣馬山は、私自身も今回初めて行きましたが、和田峠からはきわめて短時間で登る事が出来るわりにはとても気分の良いところでした。登山道はなだらかで、歩行時間も短かったので遥も問題なく歩いて行けました。思い立った時に気軽に行く事が出来るこの様な場所は、今の我が家にとってはとても貴重な存在であります。
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