甘利山ハイキング


2001年12月22日    メンバー:森田(真),森田(伸),森田(遥)(4歳)


 昨年同様、年末に仕事の都合で山梨に出張していたのを利用して、家族で南アルプス前衛の甘利山に登り、翌日はピラタスロープウェイでスキーを楽しんできました。

12/21 夕方に宿泊先のビジネスホテルで家族と合流する。
12/22 朝方は雲りがちな天気だったが、車で移動しているうちにどんどん雲がうすくなり晴れてきた。甘利山への県道に入る頃には殆ど快晴となる。昨日の降雪で路面は完全に雪で覆われている。標高が上がるに連れて辺りも見事な雪景色になってきた。誰もいない登山口の駐車場に車を停め、私と伸子は登山靴に、娘の遥はパンダスキー(注)にはきかえ準備をしていると、他にも一台車が登ってきた。やはりハイカーのようだ
 11:00ちょうどに登山道を歩き始める。しばらく樹林の中の緩やかな傾斜の登山道を登っていくと、左から道が一本合流する。踏み跡のない雪の上を歩くのはやはり気持ちいい(という悠長なことをいってられるのはやはりハイキング!)。所々階段のように段差があるのだが、その殆どを遥はシールで登り切り、そのまま進むと平らで視界が開けたところに出る。道は木道となっており、夏には色々な花で賑わうところなのだろう。前衛の後ろに鳳凰三山も顔を出す。振り返ると富士山が素晴らしい。山頂はもう一段高いところにあるが、ほんの一登りである。
 山頂には先程駐車場で見かけた3名パーティーが既に登っていた。(抜かされてはいないので、どこから登ってきたのだろう?)山頂といっても尾根上の小ピークといった感じであまり山頂らしくないのだが、展望はまずまずで、富士山や八ヶ岳は素晴らしい。しかし、南アルプスの山々を見渡すにはまだ標高が足りない。
 テルモスの熱いお茶でも飲んでお昼にしようと思ったが、遥は滑り降りたくて仕方がないらしい。しょうがなく記念写真を撮って早々に下山する。山頂でシールを剥がしてやったのだが、最初は傾斜があるところはしりもちの連続だったが、だんだん慣れてくると段差などでもバランスを保って滑っている。こんなおもちゃのスキーでも滑れるものなのかと親ながら感心してしまった。子供の適応力はすごいものだ。

 下山後、韮崎で買い出しをして勤務先が所有する八ヶ岳観測所(天体観測所)に宿泊、翌23日はピラタスロープウェイでスキーを楽しみ、帰宅の途につく。


 今回登った甲府近郊の甘利山などは、このような機会でもないとまず一生来ることがない(?)山だと思いますが、昨年暮れの櫛形山同様、子連れには最適なスノーハイクが楽しめる山でした。特に今回は、遥にとっては全行程スキーを履いていた「山スキー初体験」となったわけで、とても印象に残る山行となりました。


コースタイム
駐車場(11:00)―甘利山(11:50)―駐車場(12:25)


地形図
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